インテリアにも様々なデザインのものがありますが、アンティーク家具には落ち着いた色合いや個性的な装飾など、魅力的な要素も多いですよね。そのアンティーク家具にも、様式や特徴的な模様など各地方でデザインは異なり、時代によってはいろんなエピソードがまつわるものもあります。ですが、共通しているのは見た目の美しさや機能性で、こだわりのある木材の使用や作りなど、使う側のことを考えられた精密な製品として、古い家具でありながらもその価値は現代も受け継がれています。中でもヨーロッパ製のアンティーク家具は装飾も美しく、シンプルなデザインも多く人気があります。不思議と日本の畳の部屋にもマッチするというのも、魅力の一つかもしれません。
ヨーロッパ製のアンティーク家具の一番の魅力でもある、美しい装飾は職人一人一人が丁寧に作り上げたものだけあって、他には見られない一点ものと言っても良いくらいの価値があります。また、テーブルやイスの脚の部分のデザインや彫刻など、アンティーク家具は時代が変わる毎に流行も変化していきましたが、そのおけげで現代では様々なデザインのアンティーク家具を目にすることができるのです。さらに、頑丈に作られている上に、家具を大切にする伝統を持つヨーロッパの文化によって、現存するアンティーク家具には目立った傷はありません。勿論、修復されている部分のあるアンティーク家具もありますが、小さな傷も思い出として大切にしてきたヨーロッパの伝統は、魅力ある家具としてこれからも受け継がれていくことでしょう。